福祉系デモサイト

福祉系デモサイトの画像です
プログラミング教室ランディングページ
使用ツール

Figma

Photoshop

制作期間

8日

プロジェクト概要

訪問鍼灸マッサージという、ユーザーにとって手続きが複雑なサービスについて、「安心感」と「サービスの流れの分かりやすさ」を最優先し、問い合わせ・無料体験の申し込みを増やすことを目的としたWebサイト制作。でもらうためにデモサイトを制作しました。

背景と課題

クライアント(訪問鍼灸治療院)が抱えていた課題は、以下の2点に集約されます。

  • 心理的なハードル:「訪問施術」というサービス自体がまだ一般的でなく、高齢者やそのご家族にとって「どんな人が来るのか」「本当に効果があるのか」といった不安が大きい。
  • 手続きの複雑性:「同意書」や「保険適用」など、医療や介護に関する専門的な手続きが多く、サービス利用開始までのハードルが高い。
ターゲットユーザー
  • 介護サービスを利用中、または医療処置が必要な高齢者や、そのサポートを行うご家族・ケアマネージャー。
  • 悩み:「訪問施術ってどうやるの?」「料金はいくらかかるの?」「手続きが面倒ではないか?」
  • ニーズ料金と手続きの流れが明確で、信頼できるスタッフに任せたい。
解決策とデザイン戦略

サイトのデザインとコンテンツを、ユーザーの抱える「不安の解消」に特化させました。

  • 「サービスの可視化」による安心感の醸成
    戦略:トップページのファーストビュー直後に、「こんな症状やお悩みはありませんか?」という問いかけと、具体的な症状リストを配置。ユーザーに「ここなら自分の悩みを解決してくれる」という確信を与え、共感から読み進める導線を設計。
    貢献:曖昧な不安を言語化し、サービスへの関心度を高めます。
  • 「手続きの明確化」による行動促進
    戦略:複雑な「施術の流れ(STEP)」を、図解とシンプルな見出し(電話予約→相談→無料体験→同意書→治療開始)でステップ形式で配置。特に不安な「同意書」の手続きについて「当院にて代行することも可能です」と明記し、ハードルを徹底的に下げる。
    貢献:ユーザーの「面倒くさそう」という心理的な障壁を取り除き、無料体験への申し込みを促します。
  • 「顔が見える安心」の提供
    戦略:「スタッフ紹介」セクションで、鍼灸師の専門性だけでなく「理念」「趣味」といった人間味も掲載。また、「お客様の声」を設置し、サービスの効果を第三者目線で裏付けます。
    貢献:高齢者やご家族が抱える「どんな人が来るのだろう」という不安を解消し、治療院への信頼感を高めます。
期待される成果
  • 「施術の流れ」ページでの離脱率低減し、無料体験の申し込みフォームへの遷移率が増加。
  • サイトに記載のある情報に関する電話での問い合わせ(時間の浪費)が減少し、コンバージョン効率が向上。

この記事を書いた人

新潟でWebデザイナーとして活動している坂爪恵利子です。

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